車をぶつけてしまった!そんな時どうしますか?
修理屋さんに見積もってもらうと恐ろしい金額が!!
リユース品を使えば意外とお徳に修理出来ることがあります
今回はヤフオクで入手したリアゲートを交換してみようと思います
材料・道具 : レンチ、モンキーなどの工具
配線通し用の針金、マスキングテープ、PEの糸、脱脂剤
徹夜仕事明けのボンヤリとした頭でバックして、リアピラーの死角に隠れていた電柱にヒットし
ベッコリと凹んでいたリアゲート 修理見積もりでは10万超えの金額が・・・ずっと放置してありました
風邪を引いて仕事を休んでいた時ヤフオクで同色のドアを落札しました
送料込みで2万くらいでした
ファスニングボルトを外してドアの内張りパネルを取り、配線が取り外せるようにします
車体からリアゲートに繋がっている配線は
・リアガラスヒーター
・ワイパーモーター
・ドアロック
・リアウオッシャーホース(配線とは別)
配線は全てカプラーで接続されていますので、爪を折らないよう外していきます
全てが外れたら配線に傷をつけないよう本体側の穴から引き抜きます
これでゲートを外すことが出来ます
リアゲートは大体60キロくらいの重量なので外し方、取り付け方を上手くやらないと
傷をつけたり、怪我をする恐れがあるので脚立を使ってサポートをしてみました
微妙にゲートより脚立の高さが高かったので穴を掘って高さを合わせました
タイヤにブロックを噛ませるという方法もありますね
ゲートと本体を繋ぐヒンジのボルトを外し、ゲートを支えているアブソーバ?も外します
後はえいっとゲートを担いで外しました
ゲートとの合わせ目部分は普段ワックスを掛けるのが難しいのでこの時に1発塗っておきます
先ほどの古いゲートと同様に内張りパネルを外し配線を外します
こうやって並べて見るとと改めてベコベコだなぁと感慨にふけってしまいました
凹んでいないゲート ハァハァ
意外と厄介なのが配線をゲートの内側に通す作業です
配線を通しやすいようマスキングテープでカプラーなどを巻き引っかからないように纏めます
配線を引っ張る為のワイヤー(腰のあるロープでもokです)も用意しました
リアゲートを取り付け、ショックアブソーバも取り付けます
(ヒンジ、ショックの稼動部はグリスアップしておきました ドアの鳴きの原因の多くがこれです)
車体から出ている配線をゲート内に通すわけですが
まずはゲートの下(ノブ側)から上(ヒンジ側)の穴ににワイヤーを通します
次に穴から出したワイヤーと配線をテープでつなぎ、ワイヤーを引っ張って配線を通します
途中で引っかかったらムリせずに何度も押したり引いたりするのがコツでしょうか
配線を通し終わったらカプラーを接続し動作をチェックします
すべて問題なく動きました
キーシリンダも交換します
L字のプレートで止められているだけなので簡単に外せました
一応この部分もグリスアップしておきました
一応ドアのエンブレムを交換します(UM-4→UM-4TURBO)
エンブレムは両面テープで止められているのでドライヤーで暖め
有機溶剤でテープのノリを弱めておきます
その後エンブレムとボディーの間を釣り用のPEの糸で切っていきます
PEは非常に引っ張り強度がある素材なのでいい感じです
(おそらくデンタルフロスでもOKです)
外したエンブレムをシリコン系の接着剤で固定し終了です
大体3時間くらいで交換できました
車体によってパネルの外し方などは変わってきますが基本は同じです
意外と簡単に出来ます 交換できる部品なら板金修理よりお徳に仕上がりますよ