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ケツパッドを改良してみよう

初心者スノーボーダーには必須のケツパッド
転んだ時の衝撃を尾骨で受け止める為、下手をすると骨折ということもあり得ます
安いパッドを買ってしまったので衝撃吸収性を改良してみました

材料・道具 : 発泡ポリエチレン(10ミリ厚)低反発ウレタン
        接着剤(セメダインスーパーX)マジックテープ
        

  1. 従来のパッド
  2. 元々ついていたパッドは約8ミリ厚のウレタン発泡ゴムです
    保温性に関してはこれで十分リフトのシートの冷たさを防ぐ事が出来ますが
    衝撃吸収性能に関しては今ひとつです
    転んだ時の衝撃を和らげるには20ミリくらいは必要になると思います

  3. パッドを取り出す
  4. ケツパッド本体の布をカットしパッドを取り出します
    カットした部分は後でマジックテープで閉じられる様に加工します

  5. ポリウレタンパッドの追加
  6. ついかするパッドは10ミリの発泡ポリウレタン(かなり硬い)と低反発ウレタン(柔らかい)です
    硬いポリウレタンで衝撃を面で受け、低反発ウレタンの変形で衝撃を吸収する仕組みです

    ポリウレタンを元パッドに合わせ三角形にカットします
    ケツの両側は筋肉があるためパッドは必要ありませんので
    骨の出っ張っている部分に当てるようにします
    また座った時の姿勢にも合うようカットするラインも書いておきます

  7. 低反発ウレタンの追加
  8. 外殻であるポリウレタンに合わせクラッシュメンバーである低反発ウレタンをカットします
    同じ形に切った2つを重りをのせ接着します
    使用した接客剤はセメダインのスーパーXです
    この接着剤はほぼオールマイティーな接着剤で愛用しています(値段が高いのが難点ですが)

  9. 接着したものをカット
  10. 座った姿勢にも合うようカットします
    これはモトクロスなどに使用される脊椎プロテクターの形を真似ました
    ついでに各部を面取りしておきます

  11. 元パッドへの接着
  12. 出来上がったシェルを元パッドに接着します

    曲げるとこんな感じになります
    垂直方向にも切れ目を入れケツラインにフィットするようにしました

  13. ケツパッド本体のポケット化
  14. 低反発ウレタンは水切れが悪いため、取り外せる様にマジックテープでポケットの蓋をつけます
    適当な布を使いミシンで縫いました
    ミシン作業は苦手です

  15. 完成
  16. 完成しました
    ミシン加工がかなりゲンナリな感じですがマジックテープで簡単にパッドを脱着できます

    早速履いてみたところ、いい感じでパッドが曲がります
    厚みが40ミリ近くあるのでリフトに乗ったときの違和感が心配ですが
    使ってみてまた改良しようと思います

とりあえず出来ました
明日ボードにいって効果を確認してインプレを書いてみようと思います


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