デジカメにもマクロ撮影モードがあるのですが、
最高20センチまでしか近寄れません。
細かい物を写すのは無理なので虫眼鏡を取り付けてみたらどうだろうと思い作ってみました。
材料 : 凸レンズ キッチンテープ マジックテープ
工具 : カッターナイフ
以前壊れたカメラを捨てる前に取り外しておいたレンズを引っ張り出してみました。
上の4つが凹レンズ、下が凸レンズです。
凸レンズにも曲面の大きさの微妙に違う物があります。
いろいろと比べてみた結果、曲がりのきついレンズの方が
より近くに寄れるようです。
20センチの距離で凸レンズをカメラのレンズの前に当てて写りを比べてみました。
カメラ20センチレンズ5センチの位置です。徐々にカメラとレンズの位置を近づけてみました。
近づけるほど画像の歪みが少なくなりました。
どうやらぴったりとくっつけても良さそうです。
レンズをぴったりとくっつけた状態で5センチまで寄ってみました。
レンズのある部分はくっきりとピントが合っています。
接写したい時だけレンズを取り付けられるようにします。
まずキッチンテープをレンズの直径より少し小さい穴を空けます。
レンズを2枚のキッチンテープの間に挟み貼り付け、
レンズが外れないようにしっかりとテープを押さえます。
簡単に取り外せるよう、レンズの両端にマジックテープを貼ります。
カメラ本体にもマジックテープを貼ります。
本体に露出センサーなどがついているので
それを避けた位置に取り付けることにします。
接写レンズをカメラに取り付けてみました。
格好良く取り付けられ、レンズにも傷が付きにくい
より良い取り付け方法が見つかるまではこれで良し。とします。
早速接写のテストをしてみました。
左側が以前撮った物で20センチ以内に寄った為ボケています。
今回は5センチ程度まで寄って
接写レンズで撮ってみました。
どうでしょう?かなりはっきりと写っていると思います。
(接写する事により手ブレの影響が出やすくなったようです。)
凹レンズで魚眼レンズの様な効果が得られるかと思い試してみました。
見事に失敗。全くピントが合いませんでした。
広角レンズはもう少し複雑な構造なのでしょうか?いつか調べてみます。
今回はあり合わせのレンズを使用した為、
レンズの曲がりによる移り具合の差を比べる事が出来ませんでしたが、
もう少し曲がりのきついレンズを使えば、もう少し近くに寄る事が出来そうです。
ここまで書いて、ケータイのカメラ用の接写レンズを使ったらどうか?と今気付きました・・・orz