DIYというにはアレですが・・
YAMAHAのサイトにあるペーパークラフト。
甘く見ていました・・・
難しい!!
今回はYAMAHAのサイトから大型スクーター「tmax」をダウンロードしました。
説明を見るとケント紙が良い様なのですが、とりあえずPPC用紙にプリントアウトしました。
A4サイズで全部で21枚。かなりの物量にビビリました。
組み立て説明書はプリントアウトせず、必要になった時だけPCで見る事にしました。
単純に切って、貼り付ければいいと思っていたのですが、貼り付ける順番やスピードなどは自分で調整しなくてはなりません。
最初の1ページを完成させるまでに1時間もかかりました。しかも仕上がりは最悪です。
段々とコツがつかめて来て、使う道具も増えてきました。
ハサミ=大まかにパーツを切り取る
アートナイフ=部品の切り取り
ペーパーナイフ=折り線のクセ付け(結構重要)
押さえ棒=細かい部分を押さえて接着する
丸棒=Rをつけるときに使用。
のり=木工用ボンドを薄めて作る(濃度は微妙)
はけ=のりをパーツに付ける時に使用。
フロントカウル、フロントフォーク、フレーム、リアカウルまで出来ました。
細かい作業が多いので、明るい照明を付けていないと目が悪くなりそうです。
ハンドル、フロントインナーカバー、リアスイングアーム、サイド・メインスタンド終了。
小さい部品を切り抜いて、机の上に置いている時に気をつける事は「くしゃみをしない事」
飛び散った部品の捜索にとても時間が掛かります。
どなたか二人乗り用のステップが何処にあるか知りませんか?(泣き)
今日気付いたポイント。
一つの部品を一つづつ糊付けしていくのではなく
部品を最初にたくさん切り取った後、各部品を少しづつのり付けしていくのが効率の良い進め方。
サイドカバー、エグゾーストパイプ終了。
サイドカバーはミスプリントなのか一部型紙におかしい部分があったので
適当に切ったらやはり形がおかしくなってしまいました。
フロント・リアタイア、エンジンブロック終了。
今回は最後なので製作過程を撮りながら作りました。
かなり上達したと思っていたのですが、とんでもありませんでした。
タイアってどうやって組み立てるのか、さっぱり分かりませんでした。
部品の切り出しは最初にハサミで大まかに切り出し、次にアウトラインに沿ってハサミで切り出します。
後でカッターで仕上げますので、ハサミで切りにくい部分は大まかに切ればよいです。
カッターで仕上げる前に折りやすいよう筋をつけます。なぜこの時に筋をつけるかというと
のりしろの部分を切り抜いてから筋をつけようと思うとのりしろに定規が引っかかってしまい作業しにくいからです。
筋をつけ終わったら、のりしろ部分をカッターで仕上げます。
次に筋のつけ忘れが無いかの確認と組み立て方を考える為、のりしろを折っていきます。
パーツを少しづつのり付けして組み立てていきます。
小さい部品をつけるときは細い棒(耳掻きを改造した物を使いました)を使って押さえます。
一気に一つのパーツを組み立てるのでは無く、少しづつ色々なパーツを順番にのり付けしていくと効率が良いです。
曲面の部品は棒でしごいて曲げクセをつけておくと後が楽ですね。
フロントタイアの組み立て方法が良くなかったのでリアタイアは別の方法で組み立てましたが・・・
最後のタイア外周部をのり付けするのが、どうしても上手に出来ませんでした!
ファック!って感じです。
全てのパーツブロックを何とか組み立て終わりました。
こんな感じでした。(音声です)
やはり全体的に荒さが目立ちます。
キリがつくまで一気に作ったので、組み立てに入る時に疲れ切っていたのが悪かったのでしょうね
部品の接着は、疲れていない時にやったほうが良かったと思います。
かなり難しかったペーパークラフトですが、実車を組み立てている様でとても楽しかったです。
この型紙を作った方を本当に尊敬します。
それにしても、紙を使って3次元の物を表現するという行為に興味が沸いてきました。
今度は自分で型紙から作ってみようかなぁなんて思っています。
興味の湧いた方は取り合えずペーパークラフトデータベースを覗いてみてはいかがでしょうか?