車の窓ガラスの内側ってどうやって綺麗にしてますか?
タオルで拭いても中々スッキリ綺麗にならないので僕は洗車用の水切りスクイージを使っていました
しかし、洗車用の物は曲がり方が逆なので中々上手に水を切れませんでした
そこで今回は窓の内側専用のスクイージを作ってみたいと思います
材料・道具 : 2ミリ厚のアクリル板、3ミリ厚のエストラマーゴム、ボルトナット
アクリルナイフ、耐水ペーパー、金工用ドリル
洗車用のスクイージは車体の外側の水を切るためにボディーの丸みに合わせた曲がりになっています
窓の内側は逆の曲がりなので中々上手に水を切ることが出来ません
また、長さも少し長すぎです。20センチくらいが丁度使いやすそうです
友達のプロはケーキ作りなどに使うシリコンのヘラを使っているようですがちょっと長さが足りないようでした
水を切るブレードにはエストラマー板を使用しました
普通のゴムでは劣化が早く、シリコンでは腰が足りません
ホームセンターに売っていたのが3ミリと1ミリの厚みでした1ミリでは腰がないので3ミリにしてみました
幅20センチくらいで外形線をアクリルカッターで切っていきます
溝を作るように何度もアクリルナイフを引いて切っていきます
両面の溝が板厚の2割くらいになったら、固い台に乗せて均一に力を加えるとパキンと割れます
2枚のアクリル板でブレードを挟む為にボルト止めしますが、そのボルト用の穴を開けます
前回、木工用の3つ目キリでアクリルを割ってしまったので、金工用のキリを使ってみました
恐る恐る少しづつ穴を開けていきます あせりは禁物
かなりじっくり作業したので何とかキレイな穴が開きました
同様にフックに引っ掛ける為の穴も開け、リーマーで穴を広げておきます
またブレードもキリで穴を開けます(4つのエッジを使えるよう4箇所に穴を開けました)
アクリル板の切断面はかなり鋭いため、150番くらいの耐水ペーパーで面取りをします
この後手作業が面倒になったのでサンダーでサクッと削りました
今後使っていくうちに使いやすいよう形は変えていくと思います
簡単な作業でしたが大体出来上がりました
手持ちのボルトが丁度良い長さの物が無かったので、配線用のワイヤストリッパーについている
ボルトカッターでネジを切りました ステンなので4ミリのボルトは固かったです
アクリル板はそのままでは表面がツルツルで手が滑って非常に使いにくいため
梨地仕上げにします
ショットブラスト(空気で砂を飛ばし表面に傷をつける機械)を使いつや消しにしました
これは某所の機械を使わせていただきました(簡易ショット機も売っているのですが手が出ません)
中々いい感じの握り心地になりました
シールなどでマスキングしておけば表面につや有りの部分とつや消しの部分にアクセントをつけることが出来ましたが
ショットを打ってしまった後で気づいても後の祭りです・・・
とりあえず使ってみました
ブレードの曲がり具合も良く、水をキレイに切ることが出来ました
しかし、フロントガラスの前方はかなり狭くなっているので、
ダッシュボードに手が当たり使いにくかったので、もう少し削ってみようと思っています
ダッシュボードにある時計は100円ショップで買った時計をCDROMのケース?に取り付けた物です
(夏は熱で溶けちゃうから、また置き場所を考えなくてはいけませんね)
最終的に仕上がったらまたアップしてみたいと思います
形がもっとスリムになると思います
・・・つづく・・・