最近市販されるようになったトルコアイス。何故あんなに伸びるのか?謎に迫ってみました。
材料 : バニラアイス・片栗粉(澱粉)
以前よりなぜトルコアイスがあんなに伸びるのか不思議に思っていました。
さくら氏より山芋を使っているとの情報を受けさらに調べてみました。
検索した結果より有用な情報をゲットしました。
そのサイトによると、「サーレップ」という葛の様な植物の根を乾燥させた物が入っているようなのです。
「葛」と「山芋」共通した成分はやはり澱粉であると思い、実際にトルコアイスが出来るか試してみる事にしました。
(参考サイトへのリンクが何故か出来ないのでURLを貼っておきます。良かったらどうぞ。)
参考URL : http://www.ayanosuke.net/cgi-local/blog/archives/000040.html
本物の葛から澱粉を抽出するのは手間なので、片栗粉を使いました。
どの位の量が必要になるか分からないので取敢えず大さじ5杯分くらいを用意しました。
写真を撮っていて、何かに似ているなあと思い、小道具を置いてみました。
何となく映画に出てくるヤバイ薬の様な雰囲気が漂ってきます。
あくまでも片栗粉なので、通報は勘弁してください。
粘りを出す為にお湯を加え混ぜていきます。
しばらく混ぜていると、カニ玉などでおなじみのあの粘りが出てきました。
イイ感じです!混ぜた時の手ごたえもトルコアイスそのままです!
混ぜ終わったら粗熱を取る為に放置しておきます。
今回使用したアイスは大好物のハーゲンダッツバニラ味です。
高級トルコアイスができるのも時間の問題でしょう。
粗熱を取った片栗粉を混ぜていくのですが分量がわからないので、
小さじ1杯から様子を見ながら増やしていく事にします。
アイス作りの基本に従って、保冷剤を回りに巻き混ぜたのですが、
30秒も混ぜないうちに急速に液状化が進行してしまったのです。
冷却温度が足りなかったのでしょうか?
完全に液状化してしまい、ゲル状の澱粉が分離してしまいました。
ぱっと見アレに似ています。ナタデココじゃなくて何だっけ?
・・・パンナコッタじゃなくて・・・タピオカ!!アレです。最近物の名前がすぐに浮かんで来なくて・・・
しかたがないので、冷凍庫に入れて再冷凍することにしました。
適度に固まったら保冷剤に塩を足してマイナス温度を保持し混ぜ直してみるつもりです。
と、サイトを弄っている内に1時間経ったので冷凍庫から取り出してみました。
イイ感じに固まったのかな?
保冷剤も沢山用意し塩の準備もOKです。
スプーンで少し崩してみたのですが・・・
少し速すぎたようです。モロモロと崩れてしまいます。
もう一度冷凍庫へGO。
何となく悔しかったのでストロベリー味を食べることにしました。
6パック入りで850円。やはり高級品ですねぇ。
納得できる美味しさがあるから良いのですが・・。
再び冷凍庫から取り出してみたものの、相変わらずなんともなりませんでした。
ブログにも載せましたが、コーヒーに乗せて飲んでみました。
たまに喉を通る片栗粉のツブツブ感とダマが潰れて生の片栗粉が混在一体になり素敵なハーモニーを奏でています。
まあ、たまには失敗もするさ。
つづく・・休みになったら大須に行ってトルコアイスおじさんに直に製法の秘密を聞いてみることに